●肇慶名物料理>>> |
麦渓鯉
体形がよく、鱗は銀白色、両側の黄金色の点はつやつやする。頭と口は小さく、重さは0.5キロぐらい。肉は滑らかで軟らかく、美味しくて口に合い、甘みもあるし、鶏肉にも似る。味わうと、後味が長い。蒸すの調理法が一番よい。魚を切り開き、塩入れるが、油は掛けない。蒸しあがった料理は、肉が清い魚の油で潤されて、軟らかくて香ばしく、美味しさは最高。 |
肇慶裏蒸
粽の一種で、糯米、緑豆、豚肉の白身に適量の塩、麹酒、落花生油、白胡麻、五香粉など調味料を加え、丹念に作り上げたものである。肇慶の裏蒸(粽)は大きいという特徴で有名。作り方:水で浸けた糯米と緑豆沙、豚肉のミンチなどを型打ちで角のある粽を作り出し、桶に入れ、糯米、緑豆、豚肉のミンチが溶け合うまでに煮込む(十時間以上かかる)。召し上がる際、香りは鼻につき、口に入れると溶けやすく、甘みも濃い。肇慶裏蒸のブランドは「鼎湖山」、「裏香王」、「皇中皇」などがある。 |
封開杏花鶏
鶏は肇慶市封開県杏花あたりのもので、特徴は3つあり:頭と骨は細い、嘴、毛と脚は黄色、身と頸は短い。杏花鶏の肉は豊満で、脂肪も万遍なく身につけている。白切にしても、清蒸しにしても、滑らかで美味しい。白切は特によい。調理法:洗浄した鶏を90℃ぐらいの沸かし始めた湯につけ、出来上がった料理は皮が小金色、つやつやし、味覚に清(あっさり)、鮮(新鮮)、甜(甘み有り)、爽(すっきりできる)と骨の香ばしさを感じできる。 |
文鯉
「嶺南第一塘文鯉王」と呼ばれ、肇慶市鼎湖区沙浦鎮産のものは、一般の鯉と違い、変わった体形をもち、肉は美味しい。頭が細く、身の両側に三本ずつ金色の線がつき、腹部は発達。内臓が小さく、脂肪が多く、蒸し作りに適宜である。但し、蒸す場合に、生姜と葱をつけず、油も入れないで。塩少量と陳皮をつけるだけでいい。肉は軟らかくて香ばしく、滑らかで新鮮である。 |
鼎湖上素
肇慶鼎湖山慶雲寺の名物料理で、明朝の永歴年間に作り始めたものである。上等なシイタケ、マッシュルーム、白木耳など6種類の食用菌を選り出し、干しタケノコを加え、鼎湖山の泉水で作り上げる。特徴は色鮮やかで、香りが鼻につき、美味しくて口に合い、滑らかで甘み有る。そのうち、慶雲寺斎堂のものは最も有名。 |