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白族
(ぺー族)
人 口: |
160万超 |
言 語: |
ぺー語。南部、中部、北部の3つの地区の方言がある。大多数のぺー族の人たちは自民族の言語を使用し、漢語にも精通している。
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文 字: |
漢字を基にした四角形のぺー族文字。唐の時代からのぺー族歴史を記録していた。 |
信 仰: |
仏教。 |
主な生活地域:雲南省大理ぺー族自治州及びその他雲南省各地、貴州省の畢節地区、四川省の涼山イ族自治州、湖南省の桑植県。 |
民族発展歴史:
ぺー族は長い歴史をもつ、文化が発達した民族である。ぺー族の先祖はずっと前からアル海湖地区で生活していた。考古学的発掘が行われた蒼山・アル海湖遺跡、海門口遺跡によって、新石器時代以前からアル海湖地区で生活していたことが明らかになっている。ぴかぴかに磨かれた石器を使い、簡単な農業、牧畜業、漁業、狩猟にたずさわり、穴居生活をおくっていた。2000余年前から金属の道具を使い始め、農業、牧畜業を発展させた。西暦2世紀に、漢の武帝が蒼山・アル海湖地区に郡県を置いた。8世紀から13世紀頃まで、この一帯には前後してイ族、ぺー族の先住民を主体とする奴隷政権南詔国とぺー族段氏を主体とする封建領主制政権大理国が現れた。90%以上のぺー族の人たちは農業に従事し、農業の発展レベルはかなり高いものであった。ぺー族の人たちは自分たちのことを「白子」、「白?」、「白尼」と呼び、その意味はぺー族の人たち、ということである。1956年にぺー族の人たちの願いによって、呼称は正式にぺー族と定められた。ぺー族の文化はチベット族の牧畜民的要素と白蛮系の稲作民的要素が融合し、さらに漢文化が加わった複合文化である。
祭り:火把節。旧暦6月25日に行われる。村で大松明を立てて燃やし、その火で先祖や田の神を迎えて豊作を祈願する。その際、若者たちが覇王鞭と八角鼓を持って踊る、テンポの速い「覇王鞭舞」が演じられる。 |
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